自作PCを組み立ててみよう

エンジニアを目指すなら、まずは自作PCを組み立ててみるといい。独学でインターネットや本などから学ぶ方法もあるが、知識ばかり取り入れようとしても、初めは何から手をつければいいのかわからない状態だろう。これでは、プログラミング言語の勉強をする際に、いきなり辞書を引くようなものだ。いきなり辞書を引いても、もともとわからないものが理解できる可能性は低い。

そこで自作PCを組み立て、自分にできることやできないことを知ることから始めよう。組み立て方などがわからない時は、その場ですぐに調べることが大切だ。そうすれば、自然とできることが増えて自信がつくうえ、モチベーションを上げることもできる。ただ目で字面を追うよりも、試行錯誤しながら自作PCを組み立てる方が、はるかに理解を深めることができるのだ。PC内部の構造は、PCを扱うエンジニアを目指すためには、重要な知識となる。

また、PCを操作するうえでも役に立つのだ。例えば、エラーが出たときにその場所や原因を素早く特定したり、PCのスペックに合わせてプログラムを組んだりなど、効率よく仕事をこなすことにもつながるのだ。基本のパーツを組んでPCを動かすことに成功したら、自分好みにカスタマイズするのもいいだろう。楽しみながら知識を身につけることもできるので、おすすめだ。はじめは、知識を身につけるよりも、手を動かして経験を積むことが一番の勉強法となるのである。